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いやはや 最後に書いたのいつだっけ?まあいいや
人間には音は違えど共通して持っている「もの」というべきか、「技」というべきか。まあ、「それ」がひとつある。
「それ」はメロディに合わせることで人の感情を左右したり。時には人を助けたり、逆に傷つけたりもする。繊細かつ大胆な「それ」は人類史上最高の発明ではないのかと思う。
前置きが長くなってすみません。今回紹介したい本は
「スティーブ・ジョブズ 世界を変えた言葉」
アラン・ケン・トーマス 編 長谷川薫 訳
説明は、あまりしないでいいだろう。世界的に有名なコンピューター会社の偉い人が世界を変えていく中で発した言葉が淡々と収録されている。
雑のように感じるが、私はこの人をとても尊敬している。
ここまで世界を変えてしまったのは、言葉に言い切れないほどの偉業だ。
やはりその人の「それ」も、ほかの人とはひとあじ違う気がする。
でも「それ」は人によっても大きく変化するものだ。
興味のある人はぜひ読んでほしい。そして「それ」の面白さを実感してもらいたい!
ドラゴン桜
ではでは記念すべき最初の書評は「ドラゴン桜」にしようかね
「東京大学、合格」。果てしなく険しい道に聞こえるが、この本の表紙にはこう書いてある。「教えてやる!東大は簡単だ!」。受験を目前にした私たちは目を疑うであろう。
私は今受験に向けて、日々勉強の毎日が続いている、だからこそわかる東京大学の難しさだ。この本は不良校で有名な龍山学園があまりの経営不振により,学校が破産寸前にまで追い込まれているところから始まる。そこに現れたのが弁護士の桜木健二だ。桜木は龍山学園の再建を任されたのである。しかし龍山学園は不良が集まるような高校。安易な方法で再建ができるとは思えない。そこで桜木はある策略を思いつく。それが「東大合格」である。学校に「特別進学コース」、「特進」を新しく設立し、桜木自らが担任になった。誰も来ないであろうと思われていたが、そこには二人の生徒の姿があったのである。
「無理だ」。普通に考えると算数もままならない生徒ばかりである。ここがこの本の一つの魅力だ。桜木健二がいかにして生徒のやる気を出させるか、どのようなカリキュラムで学習を進めていくかである。一度は本屋で目にしたことがあるであろう、あの分厚い問題集を。見るからにやる気を損なう。ただ勉強するだけで受かるような大学ではないことがわかるであろう。
この本は私にとって私にとって一つのモチベーションだ。読み込んでいくうちに受験に対しての心構えが変わってくると思う。嬉しいことに「ドラゴン桜」は図書室に全巻揃っている。すべて読めとはいわない。かいつまんで必要な情報を集めるのがベストだ。この「漫画」から意識を変えるのも私は決して悪くないと思う。