2015-09-20 猫と針 恩田陸 いつもの本のジャケット買いで当たったのがこの本密室心理サスペンス劇と紹介されているこの本は、心情に引き込まれるような感覚があった。内容は差ほど難解ではなく読みやすい1冊だと思う。しかし登場人物のセリフにゆっくり着目してみるとまた面白いのかもしれない。過去を振り返るセリフ、今の現状を考えるセリフ、さりげない重要なセリフ。そしてまた、劇でも一味違った楽しみが生まれるのかもしれない。